となりの妖怪さん 感想

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作者 noho

簡単なあらすじ

人と妖怪と神様が暮らす世界のお話。ほのぼのした田舎の暮らしの不思議なお話。

おすすめポイント

妖怪と神様と一緒に生きるってどんな感じなのか楽しめる。

ほのぼの日常系で不思議ファンタジーかと思ったらそこに切ないも結構入ってます。後半は切ない話が多いです。

主人公は一応むーちゃんだと思うのですがその時その時で視点が変わるのでそれぞれのキャラクターの視点で楽しめるお話です。

出てくる登場人物で悪い人は1人もいないので優しい気持ちで見れるし自分もなれる気がします。子どもたちが純粋無垢な感じで悪いことは悪いと言ったりいいことは正直に良いと言えるところが素晴らしいです。単純なことですがそれを相手に伝えるのは難しいです。この作品を見ると素直に伝えることが出来る気がしました。

カラス天狗のジローが長く生きてるだけあって言葉や性格が落ち着いてるし、優しいなと思います。考え方も。ただむーちゃんはジローの考えの中には入らないようでたびたび500年生きているジローを振り回している小学3年生のむーちゃんがすごいです。そしてそんなむーちゃんに救われているジローがめっちゃ良きです。むーちゃんの正直な気持ちが見ていて真っ直ぐにジローに向かっていってて逃げられないジローがむーちゃんには正直な気持ちで向き合えているのがめっちゃ尊い!!

もう1人佐野龍という小学5年生の男の子がいるんですがその子もめっちゃいい子です。素直な気持ちを相手に言える子で間違えたら謝るなかなか今いないだろってくらいいい子です。友だちの気持ちとか考えて思いやりもあるし、中川さんといい感じになるんですが思いやりが空回りしてなかなか上手くいかずもやもやしましたが最後上手くいった?ようで良かったです。

妖怪がたくさん出てくるところもおすすめですね。天狗も出てくるし、車が付喪神になったりして出てきたり妖精と小人?とかも出てきます。みんなそれぞれがうまく人と共存していて楽しく暮らしています。あぁ!そういえば1番びっくりしたのがデイダラボッチさんが出てきたシーンです。ジブリ以外で名前を聞いたのが多分初めてくらいなので驚きました!知らなかったんですがデイダラボッチを見たら雨が降るらしいです。雨を連れてくる存在らしい。山で体育座りしているデイダラボッチが可愛かったです。休憩中だったのかな?

あと、有名なきさらぎ駅の都市伝説の回もありました。人と妖怪と神様が共存する不思議世界だからそんなことが起きてもこの世界では不思議じゃないって感じで、でもきさらぎ駅で電車を降りた人は妖怪を見て驚いてましたけどね。パラレルワールドから来た話でそういう解釈もありだなと個人的には思いました。きさらぎ駅の存在する世界に行ってしまったという考え方。あの妖怪にびびって逃げて行ったお姉さんは帰れたのかな?普通に心配です。

後半は涙なしには見られないくらいそれぞれの悩みや葛藤のお話が多いです。人と妖怪の寿命の差とか宿っているものが朽ちると存在が消えるとか家族の話とかいっぱいあるので感動系が好きな人もおすすめです。

感想

ほのぼの日常系だと思ったら後半切ない系になってて涙流れまくりでした。(目が痛い)

楽しい話だと思ったから見たんですけどそんな話じゃなかったのでちょっと後悔しましたけど最後まで見て良かったです。人と妖怪と神様がいる世界ってすごく楽しそうだな〜ってただ常識もいろいろ違うところがありそうだし大変なこともあるだろうなと思うけどやっぱりめっちゃ楽しそうでいい世界だなと思います。友だちになってみたいですよね。どんな感じなんだろう?人とあまり変わらないのか…。好物とか聞いてみたいですね。

まとめ

おすすめな人は

ほのぼの日常系

切ない話

妖怪と神様が出てくる不思議なファンタジーが好きな人です。

ぜひ、となりの妖怪さん見て下さい。

追記情報

漫画が本編全4巻+外伝既刊1巻発売中。

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