作者 キヅナツキ
簡単なあらすじ
過去に囚われた真冬がギターをきっかけに立夏と出会いバンドを通じて成長していく切ない青春バンドラブストーリー。
おすすめポイント
それぞれのカップルの二人きりのシーンです。
なかなか発展しない、恋愛模様が進むのは二人きりのときが多いです。
普通に油断して観ていると急に話が進むのでもう一回巻き戻して観ています。何度見ても面白い。
ちなみに私の推しカップルは秋彦×春樹です。
大学生×大学生(院)の少し大人な二人です。
秋彦に惹かれて観ていたら二人にハマって二人が出てくるシーンだけはただでさえない集中力をかき集めてハラハラしながら見守ってました。
あと、主人公の飼っている犬の毛玉が可愛かった!あまりたくさんは出てこないのですが毛玉が出てくると癒されました。主人公はたまと呼んでましたが毛玉が本当の名前のようです。
感想
最初はあまり展開が進まなくていつ進むんだろうと思ってましたが少しずつ主人公の背景がわかるにつれて周りの登場人物たちがそれぞれ主人公をバンドの舞台に引っ張り上げるために考えをめぐらせるところが印象に残りました。
BL作品なので恋愛的なストーリーがメインの話だとだと思ってましたがバンドを中心とした人間関係の話が基軸で恋愛要素はそこまで多くなかったです。
真冬と立夏の主人公カップルはピュアな感じでほのぼのしているのがちょっと意外でした。
二人がくっつく前は、立夏が強気なタイプで真冬はふわふわしていてあまり自分の気持ちを言えないタイプで付き合っても上手く行かなそうな感じがしました。
でも周りの助けや音楽の力で二人は距離を縮めていってお互いを理解していくシーンがリアルな感じがしてよく描かれているなと思いました。
初めて真冬が作詞して舞台に上がって歌を歌ってトラウマを乗り越えたシーンは良かった!と涙が出てきて感動しました。
それで感動してたんだけどこの後の立夏のキスで「!?」となりました。えっ!今?今する?それ?みたいな。真冬お疲れ!乗り越えたね!って気持ちだったのにえっ!もう告白する感じ?となってしまい混乱してました。
真冬たちのバンドはタケちゃんのスパダリに本当に感謝しないと。
タケちゃんいい人過ぎないか?一瞬春樹といいかもと思ってしまった。
春樹もいい人だし。面倒見も良い。髪もサラサラ綺麗だし。気も使えるし。
秋彦やめてタケちゃんの方が春樹は幸せになれるのでは?とほんの一瞬だけ考えちゃいましたね。
でも、秋彦は顔もいいし、声もいい。ちょっとヤンデレな感じがちょっとアレだけど、なんでもある程度出来るし頼り甲斐もあるしめっちゃモテるのがなー。
春樹と秋彦はいい組み合わせだと思う。ギブンの中では1番萌えるカップルでした。
映画がまたやるらしいので続きが早く観たいです。
【まとめ】
おすすめな人は
BL好きな人
バンドの話が好きな人
追記情報
漫画が1~9巻まで発売されていて完結しています。
Amazonプライムビデオでも配信中です。
2024年9月20日に映画ギブン 海へが公開されています。
ぜひ、ギブン見て下さい。